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No.93 ごめん9さ~い [tama-gon]

チャーリー浜さんの名調子でお願いしたい。

そうなんです。名古屋は栄にあるラシック。今年、めでたく9周年を迎え、その広告として
チャーリー浜のこの名台詞を大胆にも採用しているのである。

“ごめん、9さ~い”

外観に大きな看板が掛けられているのだが、その他にもいろいろなパターンが実はあり、
ラシックと三越をつなぐ渡り廊下に飾られていた。

・君、お客さん。僕、チャ~リ~

・ごめん9さぁ~い、これまた9さい、あぁ9さい

などなど。

どれも、チャーリー浜を知っていれば、書かれている文字をあの名調子で読み上げてしまう
だろう。どんな言葉もリズムがついていると、覚えやすく、頭にも残りやすい。しかも、
チャーリー浜のポスターにこのセリフが書かれていればなおさらだ。

しかし。

彼はかなりの御歳なのであった。
先に断っておくが、私はラシックの広告がとても好きなのである。
しかしながら、この広告は万人には受け入れられなかった事実を語りたい。(熱い!)

ある日のこと。その渡り廊下で、私は女の子がそれらチャーリーが楽しげに語りかけている
ポスターを見上げている横を通り過ぎた。そこで、衝撃のつぶやきを聞いてしまったのである。


女の子「ごめん、9歳。。。これまた9歳???あぁ、9歳」


そうなんです。くしくもその女の子は推定年齢9歳。
ものすごく、棒読みでつぶやいていたのである。

なんてこった!!
この名調子を棒読みするなんて!!!

おばちゃん、9歳女児の隣に駆け寄り、このオッチャンはチャーリー浜というコメでアンでな、、
と、言いたい衝動にどれほど駆られたことかっ!!!!!!

大人だからやめといた。

彼女にとって、このポスターは疑問であったに違いない。9歳であろう彼女は、どうしてこの
得体のしれぬオッチャンが9歳のことを謝っているのか。そもそも、このオッチャンは人間
なのか、はたまたサイボーグなのか、人形なのかも分かるまい。

疑問が疑問を生み、9歳女児を苦しめていたに違いない。

振りかえってみると幼心にも残る絵が誰にでもあると思う。
ちなみに私はフェルメールの青いターバンの少女(または真珠の耳飾りの少女)である。
それが、彼女にとって、このポスターになってしまうのではないだろうか。

フェルメール vs チャーリー

どうなんだろう。それってどうなんだろう。。。ワナワナ。。。

きっと、彼女には笑いの神が舞い降りるに違いない。
そして、毎日笑って過ごすのだ。そう願う。




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